山口大学医学部附属病院小児科は、日本小児がん研究グループ(JCCG: Japan Children's Cancer Group)が行う小児がんを啓発するライトアップイベント「Global Gold September Campaign」の趣旨に賛同し、一般財団法人山口県国際総合センターの協力を得て、9月9日(土)19時から21時30分まで下関市の海峡ゆめタワーをゴールドにライトアップすることで同キャンペーンに参加します。
海峡ゆめタワーライトアップ(イメージ画像)
グローバル ゴールド セプテンバー キャンペーンとは
JCCGは、全国の小児がん専門家による臨床研究グループです。日本で小児がんを診療する大学病院・小児病院など200施設以上が参加し、小児がん患者さんの治療研究を行っています。本院小児科もJCCGの会員です。
同グループは、国際小児がん学会からの呼びかけに応じて小児がんを啓発する取り組みである「Global Gold September Campaign」に2022年より参加しています。同キャンペーンは、毎年9月に各国それぞれの地域を象徴する建物や遺跡・橋・自然遺産などを金色にライトアップし、小児がん治療の重要性を啓発するとともに、子どもたちに必要な医療や研究に「光を照らす」イベントです。
本年度は、「小児がんをもっともっと知ってもらう~一刻も早く、よりよいがんの治療薬を子どもたちへ!~」をテーマに名古屋をメイン会場とし、全国でライトアップのイベントを開催予定です。本院小児科は、この啓発キャンペーンに今年初めて参加し、海峡ゆめタワーをライトアップし小児がん啓発を行います。小児がんの「アウェアネスリボン(Awareness ribbon)」カラーはゴールドです。この機に、乳がんの啓発カラー・ピンクのように、小児がんのゴールドも知っていただきたいと考えています。