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病院長挨拶

写真:山口大学医学部附属病院長 杉野法広

山口大学医学部附属病院は、現在、ベッド数756床、30診療科と24の診療部を擁し、あらゆる分野の疾患を総合的に診療できる山口県内唯一の特定機能病院です。
 本院には国立大学病院で最初に設立された「高度救命救急センター」があり、自治体と連携したドクターカー運用や、山口県ドクターヘリ、新生児ドクターカーの基地病院として、山口県全域の救急医療体制を担っており、山口県の救命救急医療の"最後の砦"としての役割を果たしています。
 現在、国立大学病院としては初となる2回目の病院再開発整備事業を2015年から進めています。この再整備の主要事業である新病棟は、2019年6月24日に開院し、順調に稼働しています。新病棟の整備により、屋上ヘリポートを活用した救命救急医療や周産期救急医療(総合周産期母子医療センター)などの高度急性期医療がさらに充実しました。高度救命救急センターには、CT や血管造影撮影装置を完備、手術室は12室から16室に増室し、MRIや血管造影撮影装置などの最新機能を備えた手術室も整備しました。手術室の増室、高度な手術の実施により、集中治療室も12床から16床に増床し、県内全域からより多くの緊急度・重症度が高い患者を受け入れることが可能となりました。今後も既存病棟や外来棟の改修・整備を2025年度まで計画しており、高度医療の提供や地域医療の更なる充実に貢献できると考えています。
 安全で質の高い医療を提供するため、医療の質を評価し改善を推進する部署としてQIセンターを設置しています。重点的に改善に取り組む臨床指標を定め、定期的なモニタリングやヒアリングを行い、継続的な改善に取り組んでいます。
 国立大学の使命である教育・研究についても、医療人育成センターでの医療人のキャリア形成支援、臨床研究センターでの倫理審査をはじめとした研究のトータルサポート、基礎研究を臨床応用するトランスレーショナルリサーチの推進を行っています。また、2018年には、新しい研究拠点として、山口大学AIシステム医学・医療研究教育センター(AISMEC)を国立大学では初めて立ち上げ、人工知能AIを用いた研究を推進しています。今では、AISMECと多くの診療科との共同研究が進み、実際に電子カルテ上でAIを用いた診療支援が使われるようになりました。
 地域の皆さまからのご期待に応えるべく、患者中心の透明性の高い医療を提供し、変化する社会の要望に貢献できる医療人の育成、新しい診断および治療法の研究開発に邁進してまいります。
 今後とも、皆さまの暖かいご支援をお願い申し上げます。


山口大学医学部附属病院長
杉野 法広

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