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呼吸器外科(第一外科)

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診療内容

 当科では、呼吸器外科手術の大半に胸腔鏡下手術を行っています。治療のみならず、画像診断が困難な場合にも、胸腔鏡や縦隔鏡を用いた検査を行い、迅速かつ確実な診断を得るようにしています。原発性肺癌のうち病期I-II期の場合は、主に完全胸腔鏡下手術(2-3 cmの傷3,4カ所のみで行う手術)で行っており、術後の痛みや呼吸機能障害が軽減され早期の退院が可能です。また、ロボット支援胸腔鏡下手術も早期から導入しており、とくに最近は肺癌、縦隔腫瘍に対して積極的に行っています。進行肺癌に対しては、当院放射線科,放射線治療部,呼吸器内科と協力して手術前に抗癌剤治療や放射線治療を行い、原発腫瘍や転移巣が縮小した後に手術を行うことで良好な成績を得ています。また、場合によっては胸壁や大血管の合併切除も行い、手術を含めた集学的治療での治療成績向上を追求しています。

 総合外科故の綿密で高度な手術と周術期管理で、ご高齢や合併症をお持ちの患者様でも安全に手術を受けて頂くことが可能です。詳細は当科ホームページ(第一外科ホームページ内の呼吸器外科ホームページ http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~surg-1/patient/thoracic.html)をご覧ください。

取り扱っている主な疾患

 呼吸器外科は原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、重症筋無力症、胸壁腫瘍、胸膜悪性中皮腫、自然気胸、漏斗胸、膿胸など、心臓・大血管と食道を除く胸部臓器を主な診療領域としています。これらの疾患に対する診断や外科治療をおこなっています。

診療実績

 最近15年間の呼吸器外科手術症例数は増加しており、令和4年度の手術件数は205件で、このうち111例が原発性肺癌手術でした。



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呼吸器外科手術

フロア案内図

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患者さんへのお知らせ

【NCDの外科手術・治療情報データベース事業への参加について】


医療の現状を把握するため、関連する多くの学会が連携し、「一般社団法人 National Clinical Database」(NCD)を立ち上げ、データベース事業を開始することになりました。


同事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。


平成23年1月1日から登録が開始しております。


つきましては、別紙の資料に患者さんへの説明文を掲載しておりますので、同事業の趣旨をご理解の上、ご協力いただきますようお願いいたします。


専門医制度と連携したデータベース事業について
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