各部門のご案内-Information for each department-

総合周産期母子医療センター

医師紹介

令和元年5月1日現在
長谷川 俊史 センター長
長谷川 俊史 教授
sueoka.jpg 副センター長
末岡 幸太郎 准教授

診療内容

 総合周産期母子医療センターは、合併症妊娠、多胎妊娠、あるいは切迫早産などハイリスク妊娠に関する妊娠分娩管理と、生まれてくる早産児、低出生体重児、あるいは合併症を伴って出生されたお子さんに医療を提供する施設です。当センターは母体胎児集中治療 室(MFICU)6床と新生児集中治療室(NICU)12床、新生児回復期治療室(GCU)8床からなります。産科医と新生児医療を専門とする小児科医、看護師、助産師だけでなく、眼科・小児外科・脳神経外科など幅広い専門医がチームを組み、高度な医療と看護を行って います。24時間体制で山口県全域及び隣接県からの母体あるいは新生児の受け入れをしており、遠隔地からはドクターヘリを利用した搬送を可能な限り行っております。

イメージ:感動看護
母性胎児部門

 切迫流早産、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、前置胎盤、胎児発育不全、多胎妊娠などの産科合併症、あるいは妊娠前から持病(高血圧症、糖尿病、脳血管疾患、甲状腺疾患、膠原病、てんかんなど) をお持ちの妊婦さんなどの管理に対応しています。必要に応じて循環器内科や消化器内科、内分泌内科、脳神経外科など、他科と連携して診療を行っています。当院では超音波検査による胎児スクリーニング検査が可能で、胎児に異常を認める場合、必要に応じて染色体検査などを行うことで、正確な胎児診断と、ご両親への十分な病状説明に努めています。当院ではさらに、胎児期に母体を通して処置を行うことで胎児あるいは新生児の予後を改善させる「胎児治療(胎児胸水に対する胎児胸腔羊水腔シャント術、双胎間輸血症候群に対する胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術)」を積極的に行っています。上述の疾患の増悪などにより妊娠中に入院が必要となった場合、母性胎児部門のMFICUと新生児部門のNICUが協力して24時間体制で診療に当たります。ただし、出生後に当院での治療が難しいと予想される場合は、他県の専門機関を紹介させていただくこともありますのでご了承いただけますと幸いです。

新生児部門

 当センターNICUでは、超低出生体重児や超早産児に対する24時間体制での呼吸循環管理、重症呼吸障害に対する一酸化窒素吸入療法、血液濾過透析、低酸素性虚血性脳症に対する脳低体温療法などの高度な新生児医療を提供しています。また、GCUでは、退院に向け体重増加などのフォローを行うお子さん、一般の開業産科医院で出生し呼吸管理や感染症の治療などが必要な新生児、あるいはLate pretermのお子さんになどに対し、医療を提供しています。医療の進歩に伴い、我が国の新生児医療における新生児死亡率の低さは世界一です。当施設においても、ただ救命を目指すだけでなく、後遺症のない生存「intanct survival」を目指した医療を常時提供しております。

診療実績(平成30年度)

母性胎児部門
ハイリスク妊娠
疾患症例数
妊娠高血圧症候群 48
耐糖能異常合併妊娠 42
多胎妊娠 25(双胎24、品胎1)
骨盤位 25
分娩週数出産児数
<28W 12
28W≦,<32W 7
32W≦,<37W 68
37W≦,<42W 362
42W≦ 1
週数不明 0
総計 450
新生児部門
在胎週数別入院数
<24W 0
24W≦,<28W 11
28W≦,<32W 13
32W≦,<37W 72
37W≦,<42W 207
42W≦ 1
週数不明 0
総数 304
出生体重別入院数
<1000g 13
1000g≦,<1500g 11
1500g≦,<2500g 109
2500g≦,<4000g 168
4000g≦ 3
不明 0
総数 304
syusan2.jpg

診察の様子

資料画像:分娩室の様子

分娩室

syusan1.jpg

NICU

資料画像:GCU

GCU
syusan3.jpg
ドクターヘリによる新生児搬送




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