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2016.08.04 平成28年度 災害対策訓練を実施しました

 6月29日(水)、電力低下時の対応を訓練テーマとして災害対策訓練を実施しました。
 最初にDMAT(災害時派遣医療チーム)の医師から、「災害時における対策本部の運営」と題して、対策本部の役割・情報収集と伝達・記録の重要性の講習を行い、災害対策本部長の病院長をはじめ、災害対策本部構成員の副病院長や事務職員など39名が熱心に受講しました。引き続き、地震発生を想定した災害対策本部運営の訓練を行い、DMAT隊員の助言を得ながらの対策会議、電力低下時を想定した無線による情報収集や報告を実践しました。
 参加者アンケートからは、「業務システムが使用できない場合の手順を再確認する必要があると思った」「停電の影響を改めて考えることになり役立った」のほか、「対策本部内で情報共有しやすいようレイアウトを変更した方が良い」「記録方法や無線の使い方等に慌てないための手順書が必要」などの提案もありました。
 また併せて、災害時の病院機能を維持するための電力供給や職員配置計画の作成を目的として、各部門における電力低下シミュレーションと職員の通勤所要時間について参集状況調査を行い、自家発電機から供給される非常用電源の位置と接続機器の確認、電力低下にともなう治療・診療・検査機器などへの影響や対応方法をシミュレーション票に取りまとめました。
 今後もひきつづき、災害対策、対応方法の改善を行ってまいります。


DMAT医師による講習の様子

災害対策本部訓練の様子

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